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春から夏にかけてのシーズン、New York, Basel,Venice & London | 

 今年前半(1〜6月)はなかなか充実した時でした。
 アートフェアーでは2月のNYで思いも寄らない刺激を得ることが出来、続く4〜5月にかけてのNYではオークションレコードが次々に塗り替えられ、1ヶ月後のヨーロッパはバーゼルアートフェアー、ベネチア・ビエンナーレ、そしてロンドンのセールと正に休む暇のない半年でした。7月に入り少しお休み、美術市場も秋の本番に備え準備に忙しいときと思います。次は10月後半のパリのフィアックアートフェアーを皮切りに、11月の3週間に及ぶNYのセール、初旬のNYプリントフェアー、12月前半のマイアミアートバーゼルへと今年後半も充実した物になりそうです。
 2月にも書きましたが、NYは今やアートのメッカ!全ての情報はやはりここを起点に発信されていきます。それほど魅力的な街なのでしょう。14時間も掛かる地球の反対側ですが、日々更新されていく情報はやはり逃したくないですね。今回は2月から停滞している情報更新を交えて、NYアートフェアーからベネチア・ビエンナーレまで最新情報をレポートいたします。

 NY4〜5月のセールは恒例的なものですが、バーゼルやベネチアはアートフェアーの渡り鳥のような感覚、そこで何を得るかはその後色々な局面でじわ〜〜と出てくるのでしょう。フェアーは勢いで参加したりそこで買うととてつもなく高い買い物になる危険を秘めています。とは言うものの出ているものが、一体どれほどの価値なのか見極める尺度も無い状態。タケノコのように湧いてくる作家をどのように見定め自分の範疇でコントロールしていくかなどが大きな課題。しかし不思議な物で何度か参加、体験をしていくと自然に見えてくる物なんですね。まだまだ、勉強が足りませんが。

 バーゼルではアートフェアーの他に美術館でジャスパー・ジョーンズの展覧会。ロンドンではアカデミーで新旧、有名、無名の作家による即売会など、とにかく美術が本当に身近にあることを感じさせられます。

 一番やっかいなのがホテル、バーゼルは既に来年の予約も入っているとか、それにつけてもロンドンやNYのホテル代の高さにはうんざり、追い打ちを掛けるようにドル、ユーロの高騰!ヨーロッパで作品なんか買えたモンじゃありません。今は向こうに売る時期ですね。


 フェアーの内容はロンドンのダミアン・ハーストをはじめヨーロッパ勢が強く、数年前のアジアンアートの急騰にも似ています。とにかく何処へいっても高くなりました。もちろんそれ以上に高く売れればいいのですが、日本国内ではそうも行きません。今は如何に上手く作品を探すか、商売は正にそれに掛かっています。NYで動く作家、ヨーロッパで開く作家、オークションのカタログを見ていると国別の違いがよく判ります。それがインターナショナルに扱われているところが日本と少し違いますね。


 今回はロンドンからパリに入るとき、パリ、ドゴール空港で行われていた航空ショウにひっかかり、朝10時のロンドン発のフライトが遅れに遅れパリ到着が夕方の4時、そこからパリに向かう(航空ショウから帰る)車のラッシュでホテルに着いたのは午後6時!
毎年この時期にあることとはいえ、あらかじめチェックできなかったのが最悪の結果に丸1日空港で過ごした気分は最悪でした。
まあ、楽しい食あり、ワインあり、と旅は何かを残してくれます。では、フェアーレポートをご堪能ください。

 

まずは、The Armory Showのレポートから.........続きはこちらから