Summer Season New York 2008

新着情報 
Spring-SummerSeason 2008

What's New ! 2008 Menu

What's New ! 2007 Menu

What's New ! 2006 Menu

What's New ! 2005 Menu
 

| Museum Events| 

メトロポリタン美術館:

◎ Poussin(プッサン)「poussin and Nature:Acadian Visions 」Feb.12-May11,2008

◎ ジャスパー・ジョーンズ「Gray」Feb.5~May4,2008

◎ Gustave Courbet: Feb.27~May18

そして、現在も展示中の
◎ ジェフ・クーン「Jeff Koons on the Roof」April 22-Oct.26,2008

 詳しくは上記のURLを見ていただくとして、まず、日本では決して見られないプッサンの展覧会から。    ↑↑↑↑↑プッサン↑↑↑↑     

 16世紀から17世紀半ばまでの生涯で風景それも創造性の高い作品を多く残した作家です。一般的に日本ではこの種の作品が無いため研究や解明がなされていません、16,17世紀あたりはヨーロッパの黄金期ですからフランス、ドイツ、イタリアなどの列強各国の作家がその独自性を醸し出した時代でもあります。後の19世紀の近代作家達がプッサンの詩的な表現を如何に自分たちの中に組み入れるか試行錯誤したと思われます。「なにか、こう、平面的な、写実で有るような、無いような??」でも遠近感などの表現は素晴らしいですね。



◎ Gustave Courbet :ギュスタブ・クールベ:

 続くギュスタブ・クールベ、彼はもっと近代に近い作家です。プッサンの半世紀後のクールベの時代は既に多くの文明開化がなされており生活環境もより近代化されています。
非常にスキャンダラスな作家です、 とは言っても、カラバッジオのように殺人を犯すようなものではなく、作風に絶対的な自信が在ったのでしょう。しかし自身のコンセプトが当時のサロンに受け入れられなく、オフィシャルなサロンでの展示を拒否されます。怒った彼はそのサロンから見える場所に展示場所を設け自らの絵を展示したと言われています。何事にも古い体質のサロンですから、彼のような気骨な作家が出て新しい時代が開けたのでしょう。  ↓↓↓クールベ↓↓↓↓  

◎ Jasper Johns :ジャスパー・ジョーンズ:

さて、現代に移り、別の展示室ではアメリカを代表する現代美術の先駆者とされる、ジャスパー・ジョーンズの「グレイ」が、彼の1950年代から現在に至るまでの「灰色」のコンセプトを集めた展覧会です。 彼の描く作品には同じモチーフに色物ものとモノクロームの作品が有ります。今回の展示はアメリカで国際的なコレクションから120枚以上の絵画、レリーフ、版画、彫刻などを集めた展示です。 彼がその作品から多くの「色彩」を外しそのことによって、モノクロームの中に存在する知的な厳格さを喚起しています。作品はお馴染みのものばかり、それを全てグレーで一括りにした切り口が面白い展覧会でした。

↓↓↓ジャスパー↓↓↓


今年は共にアメリカ現代美術を支えてきた、盟友ロバート・ラウシェンバーグがこの世を去り、ブラックマウンテンカッレッジの教室に参加した作家達がどんどん消えていきます。
ジャスパーも高齢、なにか古き良きアメリカが失われていくような寂しさを感じますね。

 さて、そのブラックマウンテンカレッジで7月22日に、私の画廊で展覧会を催したケネス・スネルソンのイベントが開催されます。1948-1948の夏彼はここブラックマウンテンカレッジに在籍しました。この重要な体験と彼の彫刻のメインコンセプトとなる、「アトム(原子)」についての講演が行われます。
"Kenneth Snelson....In Person"

◎ Jeff Koons:ジェフ・クーンズ オン・ザ・ルーフ

 最後に、美術館の屋上で展示されていたのが今回「暑中見舞い」に使いました今、最も注目されるジェフ・クーンズの彫刻群です。 昨年の11月のNYセール、クルスティーズ、サザビーズ共に20億円を超える落札値をはじき出した作家の正に、同じバージョン、シリーズは違いますが、製法は同じ。作家につきましては昨年のオークションレポートにも書きましたので参考にしてください。 展覧会は3点の巨大な作品、風船アートなどでお馴染みの「プードル」や「カラーリング・ブック」これはルイ・ヴィトンのコレクション!高さが5mを超える作品です。同じくプードルや、「サクレッド・ハート」(神聖なるハート、直訳で済みません)も3mを超える高さ。何よりも「綺麗」NYセントラルパークをバックに太陽にきらめく作品はとても魅力的です。ただ、お値段は決して魅力的とは言えないでしょうが、今のバブルはじけたときにこの作品(ガラスのように脆く見えます)割れないかな〜〜ってしんぱいに成ります。因みに製法はステンレスにクロムコート(大変強い材質ですから、大丈夫だとは思いますが.......)


    



次は、サッカーで湧く、バーゼルでのArt39Baselのレポートです。........続きはこちらから